診断機MTG5000を使用
トヨタのヴォクシーでエアバッグ警告灯が点灯しました。診断機「MTG5000」にてトラブル箇所を見てみると…
「B0101」D席前突スクイブオープン、といった故障コードが検出され、運転席エアバックとコンピューター間の配線のトラブルということがわかります。大抵の場合はハンドルの所についている「スパイラルケーブル」のトラブルで、この車両に関してもそのスパイラルケーブルが原因でした。
交換は簡単で、ステアリングを外しスパイラルケーブルを交換するだけです。
スパイラルケーブルを新品交換した後に、故障コードの履歴が残っている場合は消去しないといけないのかと思いますが、今回の場合故障コードは残りません。当然ですが、エンジンをかけるともうエアバッグ警告灯はつきません。
診断機を繋いで確認しましたが、やはり異常はなく故障コードも検出されませんでした。
取り外したスパイラルケーブルの内部を開けて見てみると、電気が通る配線が白っぽい帯状のロールになっていますが、その一部で傷ついている箇所を確認できました。