ボルボV70ヘッドランプが点灯したままになる
2004年式ボルボV70
キーがONになっている時は、ヘッドランプが点灯しっぱなしになってしまうトラブルです。
ヘッドランプスイッチをどのように回しても、ランプは消えません。
エンジンを切ればヘッドランプは消えますので、ひとまず夜も普通に走ることはできます。
ただ、メーター内の照明がとても暗い状態になっていました。
オンオフしているだけじゃないライトスイッチ
この年式のボルボにはこのライト点きっぱなしトラブルがたまにあるみたいです。
最近の車によくあることなのですが、ライトスイッチだけでライトをオンオフしているのではない場合が結構あります。それはスイッチの信号を一旦コンピューターに送って、コンピューターがライトをオンオフさせているということです。
ということは、ライトスイッチが壊れているかもしれないし、コンピューターが壊れているかもしれないし、どちらでもなかったらその途中の配線に何らかの問題があるかもしれないし…ややこしくなります。
フェイルセーフ機能
ライトが点灯したままになるというのは、恐らくヘッドランプスイッチが故障した時でも安全に走行できるための、フェイルセーフ機能なのではないかと思われます。
修理する側の希望としては、できればライトスイッチ不良であってもらいたいものです。手間や費用面でこちらとお客さんの両方の負担が少なくなるので…(^_^;)
ヘッドランプスイッチの取外しに関しては、インパネ横の大きなヒューズのフタを外すと、そこからスイッチの爪にある程度アクセスできます。
ランプスイッチ上側に2つ、下側に1つツメがあるので、縮めてスイッチを取り外します。
この時にライトスイッチのカプラーを抜き差しして変化があるか確認してみると、一旦復活してような状態になりました。
ライトスイッチの可能性が濃厚になりました。カプラーの接触という線もありますが、使用頻度から見てもスイッチ部分だと思われます。(…そう願いたい)
ちょっと強引に考えると
カプラーを抜いた状態=断線
ライトスイッチ不良=断線
ということで、フェイルセーフのライトが点灯状態になるのでしょう。
カプラーの抜き差しだけで復活した理由はわかりませんが、よくあることです(笑)
その後2,3回エンジンをオンオフしたらまた同じトラブル状態になりましたので恐らくスイッチだろうと思いました。
ちなみにライトスイッチの内部はこんな風に複雑になっているため、ただの接触不良を直すようにはいかないかもしれません(;_;)/~~~
ボルボ診断機
ライトスイッチもコンピューターを経由しているので、診断機が使えれば故障個所の断定がもう少し簡単に出来るのではないかと思いました。
最近ボルボも結構走っているし、診断機買った方がいいのかな…(>_<)
簡単なコードリーダーならこれでいいのかな↓