ボルボ240ホーン鳴らない

電気系統のトラブルシューティング

毎度おなじみの(?)ボルボ240です。

今回のトラブルはホーンが鳴らない症状です。厳密にはステアリングホーンボタンを強く押すと、籠った音で(音量も若干小さく)鳴るような状態です。

ホーンが全く鳴らないというわけではないので、ヒューズ切れではなさそうです。

鳴りが悪いのは、電気の接触不良が考えられますが、どの部分の接触が悪くてこのような症状になっているのか、その追いかけ方が難しいかもしれません。

ホーン自体(本体)、ホーンボタン近辺(スイッチ)、その途中いろいろ(配線)…

ざっくり考えるとこんな感じで、電圧や抵抗を測るテスターであれやこれや測っていけばわかるのですが、簡単なところから始めてトラブル箇所を絞っていくやり方でやっていきます。

ホーンの単体点検

まずはホーンの単体点検です。

ラジエーターグリルは簡単に外れますので、ホーンはすぐに確認することができます。

ここはホーンに常に電圧12Ⅴが来ていて、アースに落ちると鳴る仕組みです。

こういうのはバッテリー直で鳴るか試してみます→鳴ります、ホーンOK!

ホーンのカプラーにちゃんと電圧12V来ているかも大事です。

テスターで見たところ電圧が低かったり、不安定な感じは無いので一応(?)ちゃんと12Vが来ていることと、電源系統の配線は問題無いことが考えられます。

そうなると、ホーン以降のアース回路とその間にスイッチがあることが考えられ、そこに問題があるのではないかと予想できます。リレーなどが使われているかは現時点では不明としておきます。

このあたりまでくると、電気回路図があると早いんだけどな~と思います。

このボルボ240オーナーは熱心な方で、修理書を所有しておりまして(!!)「何かありましたら、見てください」と置いていってくださいました。

いや~助かります。ホント助かります(笑)

知りたい配線図も出ており、電気回路まる見えです(笑)

ホーン以降、アース回路に絞り込む!

ホーン以降の配線は至ってシンプル↓

配線図より、あとはステアリング付近のスイッチにあたる部分と、その途中の配線の点検をすれば原因がわかりそうな気がしてきました。

その途中の配線は、「たぶん大丈夫か!?」という予想でステアリング付近のスイッチが最も怪しそうな感じはしてきました。

もともと、トラブルが出そうなところではありますが、ここまで絞り込みながら見ていくと安心感は違います。

ステアリング付近のスイッチ接触の点検

ステアリング分解の仕方は以前のブログに載せました

ステアリングのクルクル回る部分と土台の部分の接触が悪くなりそうな感じはします(←悪くなれば…)

↑左側の茶色っぽいのがスイッチ部分。バネの力で土台に押し付けられる仕組み。特にすり減って低くなっている(短くなっている)感じもしなかったので、紙ヤスリで軽く磨いておきました。

土台の接触部分も一応磨いてみます。

どうしてこれが「一応」なのかと言いますと、土台の周りの磨いた丸い部分と中心のシャフトを直結した状態が、ホーンボタンを押した時の状態と同じため、ホーンボタン(スイッチ)の点検はそこ直結すれば問題があるかどうかわかるからです。

結果として直結しても、綺麗にホーンが鳴らなかったのでスイッチには問題無さそうです。

そうなるとアース回路のスイッチ以外と絞られて、シンプルなのになぜ?ってところになってきました。

スイッチ付近はギボシの接続部分があり、そこは怪しいと思えるポイントです。

接続を確認し、スプレーの接点復活剤をやってみるとホーンの鳴りが良くなりました。

はっきりと目視で接触不良な感じが確認できなかったので気になる点もありますが、簡単な作業で済んだので、とりあえずヨシとします。また鳴らなくなったら真剣に考えます(笑)

 

整備

Posted by ohno-bp