ボルボ240ステアリング取り外し
ステアリング、ハンドルエアバッグ取外し
毎度おなじみのボルボ240。
ハンドルとエアバッグ(ホーンボタンの部分)の取外し方法です。
特に難しい作業は無いのですが、普段持っているような工具ではできない部分もありますので、工具の紹介も含めて書いていきます。
まずはエアバッグ部分、ホーンボタンを外すのでエアバッグが誤作動しないようにバッテリーを外しておくことが基本になります。
ハンドルエアバッグのネジ位置はハンドルをまっすぐにしてホーンボタン9時と3時の位置の裏側にありますので、ハンドルを90度回してネジが見えるようにします。
↓鏡を当てて裏側を見た状態です。
ネジはトルクス「T30W」なのですが、よくあるソケットタイプだと短くて深くにあるネジに届きません(>_<)
そういう時の為に、トルクスドライバーがあると便利です。ドライバーなので早回しも結構得意です。
トルクスドライバーは舶来メーカー品があんまり出回っていないので、遊びで激安セットを購入しましたがこれはこれで結構使えます(笑)
送料こそかかるものの、どうしてこのような値段にできるのか理解できません(笑)ドライバー1本の値段と勘違いするにしても安いと思います…。
ドアアルターハンドルを外す際のトルクスも結構深い位置にあるので、軸の長いドライバータイプのトルクスはあると便利です。
ただし、ドライバーなのでトルクをかける作業は苦手になります。
エアバッグ外し
エアバッグカプラーはただ刺さっているだけです。引き抜くのに固いので、日本車みたいにロックピンでもあるのかと思いますがそんなものは無いです。カプラーの隙間に細いマイナスドライバーでも差し込んでこじれば外れます。
ハンドル取外し
ハンドルを止めているナットは日本車だと19㎜とかが多いと思いますが、このボルボ240「27㎜」です。
周りのクリアランスも少なめなので、インパクトソケットよりも肉の薄いものが良いかと思われます。
ディープソケットというのもちょうど無かったので、お昼休みに成田のアストロプロダクツに急いで行って買ってきました(汗)
あってよかったアストロプロダクツ✨
ナットが外れたら(緩んだら)ハンドルの9時と3時の位置をしっかり持って、「右、左…」と力をかけてやればハンドルは抜けます。ここは日本車よりも軽い感じです。僕はここが硬くてバキッと外れる感覚が結構好きです。ワイパーアームとかも同じ原理ですが、ワイパーアームの硬いのは少し泣きたくなります(笑)
トルクスドライバーや27㎜ソケットなど、低価格のアジア製工具が結構いいものだったりで便利な時代ですね…。