スナップオン工具箱の全塗装

古くなったスナップオンキャビネットを塗り替え

以前の会社の先輩から譲り受けた工具箱、SnapOn KRA4007

思い入れもありましたし、新しい工具箱に変えて空いたこの工具箱を綺麗にしたいとずっと思っていました。

引き出しやキャスターを外し底面から塗り始める計画で、きちんとサフェーサーからやったもののそこで作業中断すること数年…。

先日、少し仕事が空いたタイミングがあり、工具箱リフレッシュは一気に進みました。

でも、何色にするかあまり考えず、全剥離をして「このままクリアコートで仕上げてもいいか…」と思いましたが、ワイルド過ぎるので思い留まったり…。

結果としては、全剥離して良い仕上がりの方向になりましたが、手間の掛かり過ぎなスタートでした(^_^;)

純正工具箱でも定番カラーの白か黒で塗ろうかとも思いましたが、手間暇かけて既に存在する色で塗るのも面白くないと思い、ちょっと変わった色で塗りたくなりました。

工具箱の色

アウディのナルドグレーという色。

ちょっとダサ格好いいとでもいいますか…

グレーは車のボディカラーとしても最近の流行りの色なのですけど、結構な値段の車に’’グレー’’っていうのが勇気がいると思います。塩ビパイプの色だし…(笑)

でも車にするには勇気がいるけど、工具箱なら挑戦できると思いました。

作業は底の面を先に仕上げてしまい、キャスターを付けて周りを仕上げていく順序で進めていきます。もう迷わない!!

外側を決める

キャスターも鉄っぽいところを黒に塗って今風に(←古い!?)

工具箱背面に貼ってあったシリアルラベルは、塗装の為に剥がしましたが、同じものが内側にもあったのでこれは大事に取っておきました。

当時のKRAはカナダ製でしっかりした作りだとか…

↓10年くらい前はまだカナダ製のようです。

そして少し前から、KRAシリーズはアジアで作られているようで、そのころから’’MADE IN ~’’入っていないようです。

それで「どこで作ってるんだよ~⁉」ってツッコまれて(?)

最近のは’’MADE IN CHINAです’’って表記するようになったというウワサです…。

引き出し閉めて、内側の赤がチラ見えしないように…

てっぺんは流行り(?)ブラックに、とにかく艶々に…

引き出しの塗装作業

 

いつも見える引き出し前面は、仕上がり重視でサフェーサーを入れて傷を補修しながら進めていきます。先に引き出しの内側を塗っていきます。

内側はあえて’’歴史’を残すために細かな傷はそのままに、洗浄・下処理をして、塗らない前面をマスキングしてソリッドブラックに塗ります。

2液のブラックで塗りっぱなしても結構ツヤあります。

そして、引き出し前面をきれいに仕上げていきます。

並べ、吊るし、研ぎ、マスキングして、2液で塗り、2コートで塗り…手間かかってます(^_^;)

引き出し取付け

先に本体ができているので、そこに塗りあがった引き出しを付けていきます。

引き出しと本体はレールでくっついているのですが、そのレールが長年の使用で汚れやガタが凄いです。

これを新品にすれば、一瞬で快適な引き出しの開閉が約束されますが…

↓洗浄液に浸けて一つ一つ洗います。

見た目はきれいになりましたが、長年の使用によりベアリングのガタはあります。

レールのガタの度合いが左右同じになるように揃えて順番に並べます。

それほどガタの無いレールもあるので、負担の大きな深い引き出しには比較的ガタの少ないものを、ガタの大きなものは、浅い引き出しに使います。浅い引き出し用でも、より大きなガタの物は上に持っていきます。上には物を少なく、重いものは下に、というルールで決めています。

ようやく工具箱に

引き出しを収めると、ようやく工具箱らしくなってきました。

塗装の為にエンブレムやステッカー、引き出しのモールを外してしまい、まだ’’すっぴん’’の状態です。スナップオンの純正らしさを守るためエンブレムやモールを取り付けていきます。

素材や色がいくつかあるので、違ったイメージにカスタマイズできますが、注文してすぐには来ませんのでご注意を。

工具箱ウッドトップ

今回の大幅イメージチェンジの一つにウッドトップがあります。

スナップオン純正でもウッドトップありますが、今回は社外品を採用。

パイン材にオイルステインを塗りました。

オイルステインは耐久性が無いので、通常ニスなどで仕上げることが推奨されています。しかし耐久性もツヤも必要なく、ただ怪しい雰囲気だけ欲しかったのでオイルステイン塗りっぱなしにしました。

付属品の取り付け

純正ステッカーとメタルエンブレムが先に届き、中敷きマットと引き出しモールが来て完成です。エンブレムはメッキのプラスチックの物が元々付いていましたが、金属製の物に変えて質感アップ。

モールは専用工具でカシメてもらい取り付けます。

工具箱の全塗装

古くなった工具箱の全塗装ですが、中途半端なことをしてしまったらそれこそゴミにしてしまいます。それで、やってみると大変だった色の塗り替え…。

付属部品も新品で取り寄せ、ステッカーでは元々無かったLock’nRollを貼ることによって、より’’SnapOnらしさ’’を求めました。塗装は全て肌調整などの磨きは無く、塗りっぱなし。材料はケチまずテレッテレに塗りました。

工具箱のレストアとでもいいますか…

作業の充実感はありますが、頼まれても簡単に引き受けられるものではありませんので…(^_^;)