70ヴォクシースライドドアセンサー交換
挟み込み防止センサー
パワースライドドアの前側に付いているゴムが、「挟み込み防止のセンサー」になっています。
このゴムがつぶれると、「何か物を挟んだ!?」と認識し、スライドドアの自動運転を停止する仕組みです。
センサーのゴムの表面はドアすき間をしっかり埋めるため「ふわっ」としてますが、その「ふわっ」は壊れやすい一面も持っています。
センサー自体は異常ではないけど、その周りのゴムが切れてドアからはみ出てきてしまうと見た目も悪いので、交換した方が良さそうです。
交換方法
センサーの配線がスライドドアの内部で接続されているため、スライドドアの内張りを外して交換する必要があります。
↓スライドドアの内側、この白いカバーを外し
↓このコネクターが、センサーのコネクターです。
外してみると、たったこれだけの部品です(´・_・`)
このセンサーの恩恵を受ける場面って毎日のようにあるわけではないのですが、挟み込み防止ということで保険のようなものです。
スライドドアに挟まりそうになったことがない場合、「使うことなく更新時期が来てしまった保険」といったところでしょうか(^_^;)
このようにドアの挟み口に直接あるセンサーの他にも、スライドドアを動かすモーターの負荷に応じて、「物が挟まった」と認識する挟み込み防止機能もあります。
色々な機能が増えて便利になると、その分トラブルも増えます。
修理する側として、塗装や交換作業の複雑なスライドドアの車に比べ、ヒンジドアの車のシンプルさは癒されるくらいです(笑)