リンナイ食洗機修理
システムキッチン用ビルトイン食洗機
今回の修理事例は食洗機(笑)
※仕事ではなく、自宅の物です。
扉の開閉が重く、最後は引っかかって閉まらない状態になってしまいました。当然使用することはできません(>_<)
早速分解して直るかどうか見てみることにしました🔧
食洗機の分解修理
どうせ使えないくらいなら、分解して見てやろう…。それでダメなら諦めて交換しかないかと思い作業をスタート\(^o^)/
バラバラ~
DIYでやる人はあまりいないと思いますので途中の状況や手順は省略します。
原因は扉に使われている、ベアリングレール(というの?)の玉コロが脱線して挟まっていました。それでレールがロックしてしまうという現象。
結果としてわかったのですが、ボールが引っかかっていてレールが動かなかったので、レールの土台ごと外さなくてはいけないので完全に分解したのは正解でした\(^o^)/
レールが動くのであれば、引き出しを開けたらプラスチックのレールストッパーレバーがあるので、それを押さえればレールを引き抜けます。
↑わかりにくい画像ですが、わかる人はわかります(^_^;)
ただし!引き出しの奥には給排水ホースが繋がっているので、引き出しを外して簡単にベアリングレールのみを交換するというのも実は難しいのです。
部品をどう入手するか
リンナイ食洗機部品、そう簡単には入手できそうにありません(*_*;
リンナイでベアリングレールを作っているわけではなさそうですので、レールメーカーを調べてみて合うものがあれば使えるかも⁉、と思いました。
レールの長さは500㎜、本体側にブラケットを介して取り付けてあります。
ありました(笑)
買い物ページの写真で見ると↑本体とブラケット部分のネジで取り付く所の部品形状は同じようです。 リンナイはかなりこれを使っているのではないかと予想できます。引き出し側に取り付く金具はリンナイ特注みたいなので引き抜いて再使用すれば使えるのではないだろうかと思いました。
知りませんでしたが、ハーフェレというドイツのメーカーでベアリングレールをはじめとして作っており、かな
りオシャレな感じのメーカーです。
ハーフェレのレール、届きました\(^o^)/
確か同サイズで「耐荷重」が2種類あったような気がしました。食洗機は重量物ということで重い方に対応しているものが良さそうです。
引き出し側にくる部品は「リンナイ特注のよう」と前述した通り、引き抜いておいて使うことは無さそうです。
ブラケット側とネジの取り付けがピッタリで難なく交換ができました\(^o^)/
組付けまでに時間が空いたのでネジの位置など忘れないようにしておくといいですね。
リンナイ食洗機修理
もしも自宅食洗機のトラブルで、何とかしたいと思っている方がいたら参考になるかと思ったので記事にしました。
私自身、ベアリングレールの交換のみで直るかも心配でしたし、ベアリングレールが手に入るのかもわかりませんでした。
当然分解してからも、対応する部品が無ければ食洗機丸ごとを交換もあり得ると考え、眠れない日々を過ごしました(←ウソ)
自分で買って取り付ければ、食洗機入手先によりますが3万円~5万円程度。
業者に頼むと10万円くらいなのでしょうか…。
取付け寸法から考えて、
リンナイが取り付いているところにパナソニックも取り付けることもできそう。
ということも調べていくとわかりました。
このリンナイの食洗機は設置してまもなくして、水漏れトラブルなどもありメーカーに保証で見てもらっている前歴がありました。パナソニックは洗浄性能もリンナイより評判がいいみたいなので、リンナイからパナソニックに交換も魅力的です。
分解して組み直した場合、水漏れトラブルのリスクはどうしても考えられます。それでも自分で挑戦してみたいのは、修理屋の本能だと思います( `ー´)ノ
組み上げて何度も使いましたが、今の所水漏れもなく引き出しはとても軽くスムーズになりました。
引き出しの重さ、レールのゴロツキが気になってきた場合は早めのレール交換が良さそうです。DIYで(笑)
諦めなければできる!
ということをまた体感できたDIYでした(^_^;)