自動車修理工場の在り方を考える
先日本屋さんで「ガレージライフ」という雑誌をたまたま手に取って見たら、車のことよりもインテリアや住宅の内容が強くて面白かったので、気になったバックナンバー入手してみました。
クラッシックカーと趣味の物が似合う表紙
ガレージこそが男の夢。車を持つ人。バイクを持つ人。
その両方に通じる気持ちが「ゆっくりメンテナンスできるガレージが欲しい」というもの。
この雑誌では夢のようなガレージからお金をかけずに作り上げるガレージまで、様々なモノ作りを提案。ガレージ作りに興味がある人は一読を。
出版側からのこの雑誌の紹介コメントは多少偏りはあると思いますが…(笑)
この雑誌の内容からガレージというと、価値のあるクラシックカーやスーパーカーがあって、贅沢な空間のイメージがあります。ちょっと庶民には縁遠い世界です。
工場=ガレージ⁉
自動車修理工場の名前で「ガレージ〇〇」というような店名を耳にすることがあります。
車を収納する車庫であることや作業ができる空間であることは工場とガレージで共通している部分です。確かに英語の意味でも【garage】=車庫、自動車修理工場となっています。
ただ言葉のイメージで考えてみると、工場はガレージに比べると清潔に、計算されたレイアウトでワクワクするような空間が足りていないところがあるように感じます…。
私にとって工場とは仕事場でありますが、人生の大半の時間を過ごす場所でもあります。もっと快適で居心地の良い場所であってもいいのかも…と、雑誌を見て感じました。
工場をリノベーションしたガレージの記事などは憧れです。歳を取ったら(取らなくても!)空調の効いた清潔な工場で仕事ができればどれだけ快適なことか!
私にとって快適な空間であれば、車にとっても快適だと思います。車の持ち主としてはそういう工場に修理に預ける方が安心でしょう。
車を大切にしているお客さんが集まる工場づくりに努めることは、この仕事の価値を高めることと同じだと思いました。
工場=作業場(仕事をするところ)
という考え方から
工場=ガレージ(ワクワクする空間)
というように変わっていけばこの仕事の未来はもっと明るくなるかもしれません。
My life is garage life. …かな?(^_^;)