アイドリングストップいらない!?
最近は、アイドリングストップ機能が付いた車が増えてきています。しかし、夏の暑い時期にエアコンをよく効かせたい時や、前進後退や停車を繰り返すような場面ではアイドリングストップ「OFF」スイッチを押して、わざとアイドリングストップしないようにする場面もあります。
アイドリングストップは燃費には貢献しているかもしれませんが、ちょっと鬱陶しくて快適さが損なわれている部分があることも事実です。普段の通勤や買い物などは、’’燃費よりも快適さ’’を優先させる方もいるかと思います。
しかしこのアイドリングストップ「OFF」スイッチは、一度エンジンを切ると無効になってしまうため、アイドリングストップをキャンセルしている人にとっては、毎回儀式のようにこのアイドリングストップ「OFF」スイッチを押している事でしょう👉
「ON」と「OFF」が逆の方が良かったのではないのでしょうか💧
アイドリングストップメリット
- 燃費向上
- 束の間の静寂を味わえる
- 減税などがある
アイドリングストップデメリット
- エアコンの効きが悪くなる
- 僅かな停車では燃費効果は逆に悪い
- セルモーターの始動音が鬱陶しい
- 発進がもたつく
- バッテリーやセルモーターの消耗が早い
- アイドリングストップ専用バッテリーは割高
デメリットの方が多い⁉
国産はアイドリングストップ強制、欧州車はアイドリングストップ任意
国産車には今のところアイドリングストップを無効にするプログラムがありません。しかし輸入車は多くの車種のアイドリングストップをキャンセルすることができます。
当店のコンピューター診断機、スナップオンMTG5000ではコーディングメニューで、多くの輸入車のアイドリングストップ機能をON・OFF切り替えることができます。
燃費!燃費!💦
アイドリングストップ機能を付けることによって、燃費のカタログ値は、僅かながらライバル車種を上回り、一定の燃費基準により減税対象にもなります。
アイドリングストップが良いか悪いかではなく、「売れる」シカケになっているように感じます。日本の得意なやつです(笑)😅
MTG5000「アイドリングストップ・キャンセル」対応車種
輸入車の多くはアイドリングストップ機能のON・OFFを切り替えることができます。
フォルクスワーゲン
- ゴルフ(2013/6~)
- ゴルフヴァリアント(2014/1~)
- パサート(2015/7~)
- パサートヴァリアント(2015/7~)
アウディ
- A3(2013/9~、2017/1~)
- Q2(2017/6~)
- TT(2015/8~)
メルセデスベンツ
- Aクラス(2015/11~)
- Bクラス(2015/1~)
- Cクラス(2014/7~)
- CLA(2015/4~)
- E(2016/7~)
- G(2016/6~)
- GLA(2015/4~)
- GLC(2016/2~)
- GLS(2016/4~)
- Sクラス(2013/9~)
- Sクラスクーペ(2014/12~)
BMW
- ほぼ全てのモデル(概ね2016~)
MINI
- F54・55・56(NBT iDrive搭載車)
ポルシェ
- 911[991](2012~)
- ボクスター/ケイマン(2013~)
- カイエン(2011~)
- マカン(2015~)
- パナメーラ(2010~)
上記のモデル以外でも対応車種がある場合あり。以前の車種は対応していない模様。