スキャンツールを比較してみました
スナップオンMTG5000と比べて
スキャンツール(コンピューター診断機)にスナップオンのMTG5000を導入したわけですが、導入以前からどの診断機がいいのか検討していたことをまとめてみます✏️
現在かなり多くのメーカーから診断機が出ています。全くの主観ですが導入するなら以下の機種のあたりから良いものを導入しようと考えていました。
- バンザイ「MST3000」
- インターサポート「G-scan2」
- デンソー「DST-i」
- 日立「HDM8000」
- ツールプラネット「TPM-R」
診断機についてあまり詳しくなかったので、有名なメーカーを中心に知り合いの同業者も使っていて、評判のよさそうなもので比較してみました。
診断機導入の補助金を利用するなら
上記の機種は補助金の対応機種となっており、購入金額の1/3(上限15万円まで)が補助金で出ます。
したがって最高45万円の診断機が一番補助金が出る計算になりますが、ちょっと高いですね💦
補助金が出るからといって、使い切れない機能の入った診断機を無理して買うのはよろしくありません。
トラック・輸入車も診断できて、レーダー・フロントカメラ調整とアクティブテストが最低できれば当分問題なさそうです。大半が診断になるので、簡単なコーディングカスタマイズができれば付加価値が上がるかと思いました。
実際の所、15万円~30万円程度の診断機が狙い目かと思われます。
各機種の比較
- スナップオン「MTG5000」 参考価格35万円
バンザイ「MST3000」に欧州車コーディングを付けて、初年度だけのアップデートにして「Snap-on」のブランドのだけ割高になった感じです(笑)実際にこれを導入しましたが本当にこれで良かったのでしょうか💧
- バンザイ「MST3000」 参考価格23万円
当初の本命でした、スナップオン「MTG5000」とスペックはほぼ同じです。欧州車コーディングは少ないような気がします。3年間無料アップデートが魅力的です。ボルボが無いのが残念です。
- インターサポート「G-scan2」 参考価格45万円
スナップオンがボルボに対応していないので、ボルボも診断できるこちらは魅力です。コーディングカスタマイズは国産乗用車。アクティブテストやその他機能が充実しています。ちょっと高いですけど、一番欲張るならこれかもしれません。
- インターサポート「G-scan Tab」 参考価格39万円
G-scan2のタブレット版。診断はほぼ同じと謳っています。3年間無料アップデートでお得になっています。私なら「G-scan2」の機能を使い切れないので(笑)こちらを選ぶと思います。
- デンソー「DST-i」 参考価格10万円
価格も安いだけあり、一番「コードリーダー」に近い診断機といえます。国産乗用車と代表的な輸入車の診断。補助金で導入するかは微妙ですが、初めて診断機(コードリーダー)を導入するのであれば十分アリだと思います。
- 日立オートパーツ&サービス「HDM-8000」 参考価格27万円
無料アップデートは1年間。輸入車は少なめ。国産乗用車と一部輸入車のコーディングカスタマイズができます。あとの内容は普通です💧これならバンザイ「MST3000」を買います。
- ツールプラネット「TPM-R」 参考価格15万円
価格の面でデンソー「DST-i」と比較対象になりますがこちらの方ができること多いです。前から思っていましたが、ツールプラネットはコストパフォーマンス高いです。どうせボルボ入っていなくて、コーディングもそこそこならバンザイ「MST3000」ではなくこれが一番コストパフォーマンスが高いかもしれません。
スナップオン「MTG5000」でできること
ここまで比較するとスナップオンが少し霞んで見えてきます😭
ブランド買いしてしまったかのように思える「MTG5000」ですが、実は欧州車のコーディングが充実していることが一番の特徴であると言えます。
車種はベンツ・BMW・アウディ・フォルクスワーゲン・ポルシェ・MINI・ベントレーですが、コーディング内容は結構充実しています。
そしてなんと言っても対応車種のほとんどで、走行中TVが映るあれ「TVアクティブ」に対応しているというのが最大のウリだと思います。